猫ちゃん、最近元気がない？もしかして甲亢のサインかも？

「うちの子、最近ちょっと元気がないなぁ…」

そう思った飼い主さん、いませんか？ 猫ちゃんの健康状態は、いつも以上に注意深く観察することが大切です。特に、最近よく耳にする「甲状腺機能亢進症」、通称「甲亢」は、猫ちゃんに見られる病気の一つで、早期発見が重要なんです。

「甲亢」って、一体どんな病気なのでしょうか？

甲亢は、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる病気です。甲状腺ホルモンは、代謝や成長、心拍数などを調整する重要な役割を担っています。それが過剰になると、様々な体の変化が現れてしまうんですね。

「うちの子、最近よく食べるのに痩せてる気がする…」

「いつもより活発で、落ち着きがない…」

「よく水を飲むし、おトイレの回数も多いなぁ…」

もし、愛猫ちゃんにこのような症状が見られる場合は、甲亢の可能性もってみてください。

猫ちゃんの甲亢、見逃さないで！

甲亢の症状は、猫ちゃんによって様々です。共通して見られる症状としては、

体重減少：食欲はあるのに、体重が減ってしまう

活動性の増加：落ち着きがなくなり、走り回ったり、遊びたがったりする

過度の鳴き声：普段より頻繁に鳴いたり、大きな声で鳴いたりする

被毛の質の低下：毛が抜けやすくなったり、ツヤがなくなったりする

多飲多尿：水をよく飲むようになり、おトイレの回数も増える

といったものがあります。

さらに、下痢や嘔吐、ふらつきや元気のなさなど、消化器系や神経系に関連する症状が現れる場合もあります。

これらの症状は、他の病気でも見られるため、自己判断せず、早めに獣医師に相談することが大切です。

早期発見がカギ！

甲亢は、早期に発見すれば治療効果が高い病気です。もし愛猫ちゃんが上記のような症状を示したら、すぐに獣医師に相談しましょう。

獣医師は、血液検査や超音波検査などの検査を行い、甲亢かどうかを診断します。甲亢と診断された場合は、薬物療法や手術療法などの治療法が選択されます。

猫ちゃんの健康を守るために

愛猫ちゃんの健康を守るためには、日々の観察が大切です。

食欲や排泄の様子

体重の変化

活動量の変化

被毛の状態

など、いつもと違う点があれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

愛猫ちゃんが健康で幸せに過ごせるように、飼い主さんも一緒に、病気のサインを見逃さないように注意してあげてくださいね。

愛猫ちゃんの健康チェックリスト

愛猫ちゃんの健康を守るために、定期的な健康チェックを心掛けましょう。